今回は、以下の図面から立体図を描いてみてください。
まず、X面上で簡単に描ける線を¥キー(直線ツール)で以下のように描きます。
縦10mm、横10mmの貫通穴は後回しにします。
縦方向の長さのわからない部分も一応描いておきます。長さは適当です。
次にY面で描けるところを描きます。
奥まっている斜面のあるX面です。
斜面はAキー(ダイレクト選択ツール)でアンカーポイントを移動させて描きます。
X面を奥にコピーします。斜面の頂点位置も欲しいので、後から消しますが奥の縦線もコピーします。
斜面の残りを描き足します。
長さが不明だった縦線の末端が明確になりました。
Z面を描き足します。
また、不要な縦線は削除します。
斜面を奥にコピーし、斜面の不要部分を短く、また一番手前の斜面を描き足します。
次に、保留にしていた貫通穴です。
縦10mm、横10mmの四角形を描きます。
Vキー(選択ツール)で四角形を選択し、Ctrl + Jキー(連結)を押して線を結合します。
ウィンドウ → 属性をクリックします。
四角形を選択し、中心を表示のボタンをクリックします。
すると、四角形の中心が現れます。
この中心をクリック&ドラッグして、貫通穴の中心位置に移動させます。
この四角形を20mm、30°方向へコピーし、さらに10mm、30°方向へコピーします。
2回目のコピーは、見えるかもしれないのでとりあえずです。
不要な線を消します。
必要な線を描き足します。
破線については判りやすいように穴の位置を示すために描きましたが、普段は不要かと思います。
これで完成です。
では。