Illustratorで雲形を描く

特許図面で時々、ネットワーク図などで雲形を描いたりする...。

ペンツールでふくらみ1つずつ描いていくのも良いのですが、こんな方法はいかがでしょうか?


まずは「多角形ツール」を使う場合...もちろんペンツールで多角形を描いても良いですが...。

Illustratorで雲形を描く1


今回は、辺の数を16個にします。

Illustratorで雲形を描く2


すると、16角形ができます。

Illustratorで雲形を描く3


それを、選択ツールで横方向に拡大してこんな感じ...。

Illustratorで雲形を描く4


効果 → パスの変形 → パンク・膨張です。

Illustratorで雲形を描く5


今回は、膨張率10%くらい...。

Illustratorで雲形を描く6


するとこんな感じになります。

Illustratorで雲形を描く7


この雲形...チョット”もっさり”した感じです...あくまでも私の感想ですが...。

パンク・膨張はアンカーからアンカーまでの間のパスを、膨らませたりへこませたりするツールです。

ですので、パスの形状によって変わるんです!

この16(多)角形ではなく、楕円で作るとチョット雲形の最終形状に変化が...!

まず、楕円を作ります。

Illustratorで雲形を描く8


オブジェクト → パス → アンカーポイントの追加を行います。

Illustratorで雲形を描く9


すると、アンカーポイントが8個になります。

Illustratorで雲形を描く10


アンカーポイントが少ないのでもう一度行って、ポイントを倍の16個にします。

行うたびにアンカーポイント間にもう一つアンカーができます。

Illustratorで雲形を描く11


再度、効果 → パスの変形 → パンク・膨張を行います。

Illustratorで雲形を描く12


すると、下図のようになります。

Illustratorで雲形を描く13


いかがでしょう?

先ほどとは違った感じだと思います...好みの問題ですが...。

では。