弁理士さんや技術の方々、クライアントさんからこんな図面描いてくださいと...ああ、かなり面倒!
こんな感じですが...。
皆さんならどうします?
こんな感じの図面は、”特許図面研究会”でご披露したものです...皆さんがどう思っていたかは判りませんが、参加者の中から「知らなかった!」というお声も聞かれました...。
なんで、とりあえず...私ならこうします...ご覧ください。
基準が必要なのでCtri + Rでガイドの縦横のメモリを出し、クリック&ドラッグで以下の位置にガイドを引きます。
ここに円を描きます。
Lキー(楕円ツール)で左の縦線をクリックし、Shiftキーを押しながらドラッグ...右の縦線上で離します。
同様に内側の円も2つ描きます。
2つの円を真上にドラッグした後、ウインドウ → 整列を表示させ、”垂直方向中央に整列”をクリックして中心を合わせます。
表示 → ガイド → ガイドを消去で一旦ガイドを消去します。
次にガイドを下図の位置に作ります。ガイドの出し方は先ほどと同じです。
小さな楕円の両端のガイドに合わせて円を描きます。
この円の中心をドラッグして、真ん中の円と交差する所に移動させます。
下の画像と一致する位置(先ほどのガイドと円の交点)に2本の線を引きます。
ガイドを消去します。
直線2本を選択ツールで選択し、Ctrl + Jで結合します。
これと小さな円の両方を選択ツールで選択し、パスファインダーの合体をクリックします。
画像を見るとこの形状が12個ですので回転角度は30度です。
選択ツールで合体した形状を選択し、Rキー(回転ツール)を押し、その後、Altキーを押しながら3つの円の中心をクリックします。
回転のボックスが出ますので、角度に30を入力してコピーを押します。
コピーの直後にCtrl + Dを10回連続して押すと以下のようになります。
コピーしたもの全てと小さい円を選択し、パスファインダーの合体をクリックします。
すると以下のようになります。
内側の円を削除し、大きい円の下のアンカーポイントが画像の同じ位置になるようにドラッグします。
画像以外全てを選択し、上のアンカーポイントを選択ツールでドラッグして画像に合わせます。
ピタリ合わせると以下のようになります。
あとは不足している縦線などを描けば完成です。
ご参考になればと思います。
では。