昔ばなし~その1

久々の更新です。

いやー、この時期...つまり上半期の締めの時期(8月後半から9月末まで)は、とにかくお付き合いさせていただいている、8年間通っていた 特許事務所の案件が膨大な量になり、超繁忙期!

しかも私自身の体調不良(過敏性腸症候群...症候群なんてあいまいな、症状がまちまちで原因のわからない状況を医者は認めないんでしょうか ...そう診断されたわけではないのですが、ネットで探すと私の症状とそっくりな方が過敏性腸症候群と診断されたそうなので、私は個人的に過敏性腸症候群だと考えています)によって仕事に集中できない時期が続いたため、進捗も芳しくなく...。

現時点では、かなり良くなってきて...医者からの薬も効かず(って、原因わからないからビオフェルミンですよ...)、何とかならないかっ て自分でもいろいろ調べていたのですが、子供の頃からおなかが痛いときに服用していた”正露丸”...用法を見ると普通に胃腸薬と同じで1日 3回毎食後となっている!

そうか!鎮痛剤ではなかったんだ!

目からウロコです。

正露丸を毎食後飲み初めて、かなり症状も改善して仕事に集中できるようになりました...まあ、完治とはまだまだ言えませんが。


その様なわけで、このホームページの更新も滞っていました。

まあ、今年は10月になってもまだ特許案件が続いていますが、多分そろそろ収束すると思いますので徐々に更新もしていきたいと思います。


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私もこの仕事(フリーのテクニカルイラストレーター)をするようになって25年ほど経ちましたが、この間、非常に多くの事が起きました。

その辺のことについて(もちろんテクニカルイラストに関することが主ですが)、覚書として残しておきたいと思います。


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この仕事を始めた25年ほど前と言いますと、1990年代です。

一番最初に声をかけて頂いたメーカーさんとは現在もお付き合いがあります。

そこのメーカーさんは、試作機を製作して試験を繰り返し、性能を確保してから図面化するという手順で開発をします。

そこのメーカーさんは取扱説明書の中に部品交換用の製品分解図を入れるのですが(メーカーさんによってスタイルは変わります...パーツリス ト(パーツカタログ)は別冊と言う場合が多いです)、出荷時点では何と製作図面が出来上がっていないので、パーツリスト(パーツカタログ)作 成時に図面が無いのです。



そんな訳で呼ばれて取材に行って、写真とスケッチで対応していました。

写真といっても今のようにデジカメではなくフィルムの写真です。

今はデジカメですので、何百枚撮ってもお金はかかりませんが、その頃はフィルム代と現像代がかかるので極力写真は控えたい...ピンボケとか も現像してみないとわからないし...収入的にも今よりかなり貧弱でした...今も少ないですが...。

絶対必要なところだけ写真を撮って、あとはスケッチで対応する...そんな取材でした。

最近では写真のみから分解図などという無理やりな仕事もしますが、最初の頃は寸法が無いとなかなかテクニカルイラストが描けませんでした...未熟で頑固だったんですね。


そんな訳で、それを実現するためのスケッチが凄い!自分でも良くやったなと...。

そのスケッチがこんな感じです...クリックすると拡大表示されます。


テクニカルイラスト・スケッチ



テクニカルイラスト・スケッチ





いかがでしょう?

そう!スケッチに寸法まで計測して記入してある...何か良くわからないメモも多数...。

まじめだったなと思います...自分でも...。

現在でも、これらのスケッチブック3冊が残っています。

捨てられませんね...。

良い思い出です。

では。


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2019年10月06日