今回は、以下の図面から立体図を描いてみてください。
Z面の図面が有りません。
機械製図では、省略できる図面はなるべく省略することになっています。
まず、X面上で簡単に描ける線を¥キー(直線ツール)で以下のように描きます。
これ以外の線は傾斜が付いていますが、角度がわかりません。
そのような時はアンカーポイントの移動で描いていくと良いでしょう。
まず、右下の線ですが、15mm、90°方向に直線を描きます。
次に、今描いた直線の終点のアンカーポイントを、Aキー(ダイレクト選択ツール)で選択し、Enterキーを押します。
移動距離に10mm、角度に150°と入力してOKをクリックします。
すると図のようにアンカーポイントが移動します。
同様にその移動したアンカーポイントから5mm、90°の直線を描きます。
またこの終点のアンカーポイントをダイレクト選択ツールで選択し、20mm、150°の方向に移動させます。
これをPキー(ペンツール)等でつなげばX面の完成です。
あとは30mm、30°方向にコピーして必要な線を描き加えれば完成です。
では。