今回は、斜面上に面取りされている物体が乗っている場合の、面取り部分の考え方がポイントです。
まずはY面から書いていきます。
面取りやRは無視してY面を書きます。
次に、R4、R15、C5を書いていきます。
必要部分をY軸方向に40mmコピーします。
稜線を書きます。
上に乗っている部品の側面をY面上で作成しますが、とりあえず面取り部分は無視します。
まず、底辺を26mm上方へコピー。
縦方向の線を下の部品の前面の縦線をコピーして作成します。
X軸方向に46mmコピーして不要部分を削除。
出来た形状を(40-32)/2=4mm、32mmY軸方向にコピーします。
稜線をつなぎ、不要部分を削除して成形します。
奥側には10mm、手前側には8mm35°楕円を配置します。
楕円と上面の線の交点をつないで、不要部分を削除します。
下の部品の上面の線の所まで、稜線を書きます。
一番手前の部分は、斜面ですが平らな面ですので縦線の端点を直線で結びます。
その後不要部分を削除して完成です。
斜面上で寸法がわからない部分は、とにかく寸法がわかる所を書いていけば答えがわかるという例でした。
では。