今回の図面は、以下の様なものです。

何とも形容のしようのない形状ですが、とりあえず書いていきたいと思います。
まず、最大のφ80楕円を書き、X・Y軸方向の中心線を引きます。

平面図で下側のR24の中心を求めるため、Y軸方向の中心線を35mm/210°に、 X軸方向の中心線を28mm/330°にコピーします。

その交点にφ48楕円を配置します。

2つの楕円を選択し、”パスファインダー“の”前面オブジェクトで型抜き“を実行します。

同様に、平面図で上側のR60の中心を求めるため、Y軸方向の中心線を45mm/30°に、X軸方向の中心線を53mm/150°にコピーします。
(今回の場合は交点が出ないため、少しずらして交点を出しました)

その交点にφ120楕円を配置します。

元の形状と今の楕円で、”パスファインダー“の”前面オブジェクトで型抜き“を実行します。
(この時、φ120楕円が前面にある事が必要です)

四つ角のR3を配置します。
これはアイソメ軸の交点のRではないので、あくまでもおおよそという感じになります。


平面図下側の段差部分です。
Y軸方向の中心線を31mm/210°にコピーします。

線を整理します。

次に、X軸方向の中心線を23mm/330°に、さらにその線を8mm/330°にコピーします。

線を整理します。

今書いた2本の線の間の曲線部分は、よく見るとこの間は直線ですので書き直します。

全体を10mm/270°方向にコピーします。

線を整理します。

左側は5mm/270°に移動し、稜線を追加して完成させます。

右側は傾斜になるので、下図の部分をダイレクト選択ツールで選択して5mm/270°に移動します。


穴を書くために、R68の中心を求めます。
Y軸方向の中心線を51mm/210°に、X軸方向の中心線を51mm/330°にコピーします。
(今回の場合は交点が出ないため、少しずらして交点を出しました)

交点にφ134楕円の交点に配置します。

Y軸方向の中心線を穴の位置に合わせてコピーします。

楕円弧と直線の交点に、φ5楕円を配置します。

線を整理し、ラインウェイトを付けると以下の様な感じです。

では。