テクニカルイラストレーション講座Ⅳ~簡単な立体(拡散)分解図を描いてみよう!

【会 場】WEBセミナー(Zoom)

【開催日時】2022年10月1日(土) 13:00~16:00

【概 要】
Adobe Illustratorを使用して、簡単な立体(拡散)分解図を描いてみるセミナーです。

テクニカルイラストレーション技能検定試験2級も立体(拡散)分解図ですが、試験の内容とは異なり実務で役立ちそうなテクニックや知識をちりばめて進めていきます。

特許/意匠図面制作者やマニュアル等のイラスト制作者も知っていると何かと役立つテクニック満載です。

試験対策講座ではありませんが、受検者にも有意義な時間となるでしょう。


【セミナー内容】
立体(拡散)分解図を描いていく上で絶対必要な基本的でかつ常識的な基本知識(組立図の読み方・分解方向や順序・関連線の引き方・引き出線の考え方等)を基本を学びます。
単純に部品のイラストが描けるだけでは見栄えの良い分解図はできません。
もちろん3Dデータがあっても同様です。

上の基本知識が無いとどうしてもきれいに出来上がりません。


その後、組立図の各部品を順番に分解しながら作図していきます。

もちろん機械要素も複数出て来ますが、テクニカルイラストでは機械要素は描き方が決まっている物もありますので、そのあたりのコツも含めて話を進めていきます。

例えばこんな立体(拡散)分解図です...(かなり以前にJAVCで描いたものですので、今回はこれではありません)。



※セミナー時間が3時間ですので、時間的に今回は1つの分解図を丁寧に解説いたします。


描いていく中で、イラレで線画を描く時に役立つテクニックもいろいろ出てくると思います。


ひとそれぞれIllustratorを使う環境や経験が異なりますので、講師の描き方が ”目から鱗“ という事も多々あると思います。

是非新しいテクニックを身に着けていってください。

【特 典 】
●本セミナー内容の要点をまとめたビデオのダウンロードが可能になりますので、何回でも”聞いて見て“の復習が可能です。
※ダウンロードしたビデオの扱いですが、無料で参加したのと同様になってしまいますので、第三者への開示は禁止致します。
●本セミナーにて披露した課題図の添削や質問はメールにてご依頼ください。受講から2週間以内でのみ対応いたします。

【参加費 】
JAVC年間パスポート所持者:\2,000-
※パスポートについて(別サイト⇒https://javc.gr.jp/kyoukai/nenkan_pass.htm
一般:¥4,000-
JAVC運営委員:無料

※お支払いは申し込み時に自動返信されるメールに振込先が記載されていますので、開催日2日前までにお振込みいただきご参加ください。
お振込み頂けなかった場合、キャンセルとさせていただきます。

【お申込み 】締め切りました。

【締め切り】2022年9月29日(木)17:00まで

セミナー後記

【講師反省】

今回は、講師含めて8名参加。相変わらず少数です。

まあ、セミナーの存在を知ってもらう方法があまり無いので仕方がありません。

有料の講師登録サイト経由で募集する方法も無い事は無いのですが、手数料も発生するので考え物です。

とりあえずは今のまま地道にやって行こうかと...。

セミナーの内容ですが、色々な形状で知らないとどのように描けば良いか判らない方法を解説。

下記の写真もそのほんの一部です。

その中で分解図を描く上でルール的な事で知らないと綺麗に見えないテクニックの解説から、関連線の考え方・引き出し線や番号の並べ方・ラップの対応方法等を解説。

あまりセミナーでも話さない内容です。


題材としてまずは簡単なトースカンから。

基本的に最初からアイソメ図として作成。

平面から作成する方法を採った方が効率が良い場合とそうでない場合が有るためです。


2つ目の題材はギヤボックス...鋳物系です。

部品数としては18点ありますのでセミナー時間内には無理かな?と思っておりましたが案の定です。

トースカンが余計で、ギヤボックスのみでルール等の解説もこちらでやればよかったかと思います。


この様な感じのセミナーは初めてで、資料も当日早朝までかかって作成。

今後も有効に利用できればと思います。