3Dデータからのテクニカルイラスト制作について

最近では、大手機械メーカーはもとより、中小のメーカーさんも3DCADを使用した設計が主流です。

もちろんまだまだ2Dで設計しているところもありますが、世の流れは3Dに移行しています。

私たちテクニカルイラストレーターにとって、今までの2D図面からイラストを制作していく機会がどんどん減りつつあります。

しかし、製品を作るからにはパーツリスト(カタログ)は不可欠なものです。




3DCADというものは非常に高価です。

メーカーさんが使用している3DCADは100万円以上のものがほとんど...。

これを個人でそろえるのは...。



お付き合いするメーカーさんも1社であれば...長続きするのであれば...3DCADの導入も視野に入りますが...メーカーさんに合わせてバージョンアップ...これはきつ過ぎます!

数社あればそれぞれの3DCADをそろえるのか?



しかし、世の流れには逆らえない...。


では、個人事業主として、あまりお金をかけられない立場の人間がどう対処すればよいのか!

1本でも高価な3DCAD。

これをお付き合いするメーカーさん毎にそろえるなんてとんでもない!

でも、これが無いと仕事がもらえない...3Dデータが読めないなんてこの時代にはありえないのです!



では、どうすれば...。



多少高価でも、いろんな3DCADのデータが読めれば助かりますよね。

メーカーさん毎に別のCADを揃える必要が無いんですもん!


そんな良いソフトは無いだろう!って...実はあるんです!


それが、『XVL Studio Basic』というソフト。

どんなソフト?

以下、同ソフトのヘルプからの引用です。

「XVL Studio は、 3 次元形状の軽量化フォーマットである XVL ファイルを読み込み、設計段階にあるモデルの干渉チェックや寸法の計測・指示情報の追加など、 CAD システムがなくても XVL Studio 単体での編集を可能とし、技術者の要求に応えられる豊富なツールを用意しています。」


これだけでは、「本当にイラスト作成に使えるの?」という声が聞こえそうです...。


それは後々書かせていただきますので、もうしばらくお待ちくださいネ。


とりあえず今問題にしている、いろんな3DCADのデータが読める件についてですが、以下が読み込めるデータ拡張子です。

XVL Studiodで扱えるデータ形式(拡張子)


いかがでしょう?

CATIA・Inventor・Pro/ENGINEER・Solid Edge・SolidWorks等々、今、日本で使われている主だった3DCADのデータを読み込めるんです!!!


これって非常に助かりませんか?