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テクニカルイラストレーターの!!!日々忘備録 > Illustratorでテクニカルイラストレーション(基本~実戦)
2019.5.30~

ゼロから始めるテクニカルイラストレーション
ゼロから始めるテクニカルイラストレーション
テクニカルイラストレーションをAdobe Illustratorを使用してゼロから学べる書籍です。本書で勉強すれば国家検定試験『テクニカルイラストレーション技能検定3級』を目指せる技術が身につきます。

『特許図面』こんな感じで描いちゃいますがいかがでしょう?
『特許図面』こんな感じで描いちゃいますがいかがでしょう?
Adobe Illustratorでの特許図面作成方法を紹介。
■Illustratorでテクニカルイラストレーション(基本~実戦)
※このページに直接いらっしゃった方は操作の方法やその意味等判らないことも多いと思います。
その場合、このコーナーの最初から読み進めることをお勧めします。最初のページはこちらです。
楕円で距離を測る
2019/07/28
今回は以下のような形状をテクニカルイラストで描いてみます。

斜面を含んだ部分の面取りがあるような形状です。

■課題図PDFはこちら

まず、X面で最大の大きさの四角形を描きます。

幅42mm、高さ30mmです。


上側奥の角は6mm、330°方向へシフト、上側手前の角は寸法の差から12mm、150°方向へシフトします。


下側奥の角は-Y軸方向に12.5mm、斜面も斜面に沿って12.5mm削られていますが、斜面の12.5mmはどうやって測ればよいでしょう。

このような場合は35°楕円を使用します。

とりあえず、下側奥の角に10mm楕円を配置します。


この角がなくなると、中心の楕円を描くのが面倒になるので、とりあえずこの10mm楕円を90°方向に15mm、330°方向に20.5mmコピーしておきます。


下側奥の角の面取りの距離は、Y軸方向も斜面の方向も半径12.5mmですので、10mm楕円を250%にして直径25mmの楕円を作成します。




テクニカルイラストにおいて楕円は三角法での円と同じで、半径方向は全て同じ距離と言うことです。

つまりY軸方向も斜面の方向も、楕円で囲まれた長さはどちらも12.5mmとなります。

これを切ってつなげると下図の様になります。(判りやすいように楕円を破線で残してあります)


同様に、下側手前は直径10mmと15mmの楕円を配置します。


それぞれ短くしてつなげます。


上のR5で削られた部分ですが、中央に配置した10mm楕円を使用しましょう。

90°方向に15mm、330°方向に4.5mmコピーします。


Pキー(ペンツール)で楕円中心にカーソルを合わせ、そこから270°方向にずらすと下図の様にガイドが出ます。


楕円と交差したところでクリックし、330°方向で斜面の線と交差するところまで直線を引きます。


不要部分を削除すると下図のようになります。


中央の10mm楕円の中心を通る、Y軸方向の直線を引きます。


下図の様に20mm、30°方向にコピーします。


前面において、直線と交差する全ての線を、この直線のところでCキー(はさみツール)を使用して切断し、上側の部分を10mm、30°方向に移動します。


線の過不足を調製して完成です。



では。