XVLデータの利点

私は以前、週2回くらいのペースで特許事務所へ伺って、そこで図面(いわゆる説明図です)を作成していました。


そこでは、メーカーさんから3DCADのデータをいただいて、そのデータから図面を作ることも増えておりました。

3DCADのデータといっても千差万別...メーカーさんによってバラバラなのです。



いつも話題になるのが、このデータはどのソフトで見ることができるのか?ということ...。


同じCADがあれば問題ないのですが、そのような設備投資は特許事務所では相当大手の事務所でないと無理です。

でも見れないと困るんで、とりあえず4万円ほどのビュワーを入れました。

この4万円でも結構渋々だったみたいです。


「ビュワーなんかフリーでもあるでしょ。」と言われそうですが、Paiasolidを見れるビュワーはフリーではありません。


Parasolidを見れるという事は、カーネル(3Dを扱うための核となるプログラム)を使用しており、この使用権が確か有料だったはずです。


ですから無償提供するためには何かの見返りがないと...。ですからフリーは基本ありえないんです。



で、4万円ほどで導入したビュワーですが、Parasolidデータをそのままビューイング!


ノートパソコンが...動かない!!!


そりゃあ、200メガもあるデータをクルクル回して見るのには、それなりのマシンパワーも必要です。


普段、文書を作るの専門に仕事をしているような会社なので、パソコンスペックはかなり寂しい物が殆どです。



そのカクカク何とか動くビュワーで仕事を進めているようです。


私は幸いParasolidをXVLに変換するすべを何とか作り出しているので、数十分の1程度の容量でクルクル回転させて、超効率アップ!!!

この辺が何と言ってもXVL Studio Basic導入の最大の利点です!


XVLに変換できる方法があれば、XVLビュワーは無償提供なので複数のパソコンでデータを共有できます。

効率は格段に上がります!