本書は、テクニカルイラストレーションを学びたい方々に、理論と実践の両面の解説を通して、テクニカルイラストレーションを効果的に学習できるようにまとめたものである。 テクニカルイラストレーション(TI)は、何か専門的で、難しそうというイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。ちょっとしたルールを学ぶことで、イラストを描くことができるようになります。 ベジェ曲線の描画から本格的なデザインまで、すべての操作がわかる!豊富な図解とサンプルで知りたかった機能や操作がきちんとマスターできるユーザー必携の入門書です。1 知っておきたい描画前の基礎知識2 オブジェクト

いろいろ詰め込んだ形状

今回は、下図の様な形状をテクニカルイラストで描いてみます。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状01



今まで説明させていただいてきた形状がたくさん入っています。

平面図の上の円の形状は、平面図で突起している円柱の上面の形状を示しています。

他の部分まで図面で表現する必要がない場合は、必要な部分だけ取り出して寸法等を入れる場合があり、これを「部分投影図」といいます。

もっと局所的に、例えば穴の形状とか窪みの形状とかのみを表すこともあり、これを「局部投影図」と呼びます。


それでは、X面とY面をメインに描いていきます。

まず、X面の右側です。今回はとりあえず面取りや角のRは無視して、おおまかに形状を描いてみます。

23.5mm/330°、19mm/270°の線を引き、それぞれ下図のようにコピーします。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状02



¥キーで16mm/210°、38-23.5mm/150°の線を引きます。

いろいろ詰め込んだ形状03



今描いた線を下にコピーし、52-23.5mm/150°、14mm/90°、52-38mm/330°の各線を引きつなげます。

いろいろ詰め込んだ形状04



手前の角の面取りをします。

該当部分の角のアンカーポイントをAキーで選択し、それぞれ30°/150°方向に7.5mm移動させます。

いろいろ詰め込んだ形状05



移動させたアンカーポイントから¥キーで3.5mmずつ30°/150°方向へ直線を引きま、それを下図の様につなげます。

いろいろ詰め込んだ形状06



つながった3本の線を、270°方向8.5mm下にコピーし、コピー元と下図の様につなげます。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状07



同様に、C3.5の部分も作図します。

2本の線のアンカーポイントをAキーで選択し、それぞれ30°/150°方向に3.5mm移動させます。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状08



高さが19-8.5=10.5mmですので、各アンカーポイントから90°方向へ10.5mmの線を引き、それぞれつないで作図します。

いろいろ詰め込んだ形状09



次に、奥の長丸穴を描きます。

半径が4mmで高さが4mmですので、丁度半分ということです。

位置を求めるため手前の角から210°方向に補助線を引きます。(赤くしておきます)

いろいろ詰め込んだ形状10



この補助線を34mm/150°、そこから10mm/150ど方向にコピーします。

ここがR4の楕円の中心と言うことになります。


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それぞれの交点に8mm楕円をコピーします。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状12



楕円の中心から垂直方向に直線を描き、その交点同士をつなぎます。

いろいろ詰め込んだ形状13



不要部分を削除し、成形します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状14



30°方向に2.5mmコピーし整えます。

いろいろ詰め込んだ形状15



次に手前の円錐台を描きます。

位置は上から9.5mm、右手前から8mmで、根元の円柱が8mm楕円で高さが3.5mmです。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状16



円柱を成形し、手前の楕円を8mm/210°にコピーします。

いろいろ詰め込んだ形状17



コピーした楕円が8mmで先端は4mmですので、50%に縮小して”共通接線”でつないで不要部分を削除します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状18



手前の角Rを作図します。

R4ですので8mm楕円を作成し、中心を通る150-330°方向の直線、同様に90-270°方向の直線を作図します。

いろいろ詰め込んだ形状19



この楕円の直線と楕円の交点が、既に作図した2本の線に接するように配置します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状20



不要部分を削除し、成形します。

いろいろ詰め込んだ形状21



作図した部分を6mm/30°方向にコピーします。

いろいろ詰め込んだ形状22


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下のR部分の稜線を作図します。

コピーした直線の左上のアンカーポイントをAキーで選択し、38-23.5-4(C4の分)mm=10.5mm/150°方向に延長します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状23



下図の角から22-4(C4の分)mm/30°方向に直線を引き、つなげます。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状24



同様に下図の角から22mm/30°方向に直線を引き、成形します。

いろいろ詰め込んだ形状25



Z面の長丸穴を描きます。

下図の位置に5mm楕円(Z面)を配置します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状26



4.5mm/150°、7mm/30°に移動し、9mm/30°にコピーします。

いろいろ詰め込んだ形状27



”共通接線”を適用し、不要部分を削除します。

いろいろ詰め込んだ形状28



部分投影図の円柱を描きます。

右下の部分に2本の補助線を引きます。(Z軸方向とY軸方向)

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状29



交点に10mm楕円を配置(X面)し、23.5mm/150°、5mm/270°に移動します。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状30



16mm/30°方向に移動し、彩度6.5mm/210方向にコピーします。

いろいろ詰め込んだ形状31



奥の楕円の中心から90°方向と330°方向に楕円と交差するところまで直線を引きます。

アイソメ図(立体図)でいろいろ詰め込んだ形状32



それぞれの交点から210°方向に隣の楕円との交点まで直線を引きます。

円柱の稜線も追記します。

いろいろ詰め込んだ形状33



不要部分を削除し、中心の線を加筆して完成です。

いろいろ詰め込んだ形状34



いかがでしょうか。

では。