XVL Studio Basicをとりあえず使ってみます。
まず、XVL Studio Basicを起動すると、以下のような画面が現れます。
何も表示されていない、空の画面です。
若干使いやすいようにボタン配列などいじっていますがご了承ください...。
また、上のボタン類は”大きなボタン”使用しています。小さくもできます。
ここにサンプルとして用意した3Dデータをドラッグします。
するとこんな感じで表示されます。
今回はX_Tデータ(Parasolid)をドラッグしました。まあ、たまたまこういうデータがあったので...。
サンプルデータは、いろいろな機械に使用されるようなローラーとベアリング、歯車のユニットです。
こんな角度でで表示されるのは、右上に座標が表示されていますが、ローラーの軸方向をY軸としてモデリングしているからです。
■視点の回転
いろいろな作業をするためには、視点を回転する必要が出てきます。。
もちろん業務での作業なら方向は初めから決まっていると思うので、その方向にあわせます。
一般的には上記の”回転ツール”で回転させて、見えやすいところに設定します。
しかし、これから例えばアイソメ図にしたいと考えているなら、これでは角度設定が曖昧すぎます。
きちんと角度が設定できないのであれば、このソフトは「使えない!」となってしまいます。
そこで、角度設定には”数値指定”を使用します。
ボタンが出ていればこれです。
メニューでは、以下の場所にあります。
■正確な視点の指定方法
下の”ビュー設定”のダイアログが表示されます。
この状態で各角度を指定する方法もあるのですが、今回は”方向指定タブ”をクリックします。
ここで、以下のように設定すると...
画面は上図のようになります。
いわゆる正確なアイソメ図の角度です!
これで、左下にベアリングなどの部品が見えるようになりました。
もちろん、いろいろな組み合わせで表示できます。